鳥の巣ホテル

 

 

 

コペンハーゲンとニューヨークを拠点とする建築設計事務所

Bjarke Ingels Group(ビャルケ・インゲルス・グループ、通称:BIG)」は、

スウェーデンのラップランドに作られた『Tree hotel(ツリーホテル)』の

新しいキャビンを一般向けにオープンさせました。

 

“Biosphere(バイオスフィア)”と名付けられたこの宿泊施設は、

スウェーデンの鳥類専門家 Ulf Öhman(ウルフ・オーマン)に協力を依頼し、

350個の鳥の巣箱で覆われた外装と宿泊用キャビンによって構成されており、

部屋全体が球体に見える美しいデザインに仕上げられています。

 

 

 

 

ラップランドの森の中に吊り下げられた『Tree hotel』の各部屋は、

それぞれ異なるアプローチで森と対話できるように設計されており、

エコロジーの価値や快適さ、モダンなデザインが組み合わされて、

非日常の空間と時間を楽しむことができるとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回新しく加えられた“Biosphere”のゲストは、

専用に設置された吊り橋を渡ってキャビン内部に入っていき、

周囲の森からインスピレーションを得て作られた内装は、

有機的な素材をふんだんに使うことで隠れ家的な空間を演出。

 

 

 

 

訪れる人が室内のインテリアよりも

森の自然の美しさに集中できるよう全体をダーク調な色調でまとめ、

視線を外に向けることを目的として設計されています。

また、屋上に設置された小さなテラスからも景色を一望できるなど、

ゲストは巣箱にいる鳥や部屋を囲んだ美しい自然に対し、親密で没入感のある体験が可能となる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Tree hotel』には焼却式のトイレと、

3リットルの手洗い水を備えた持続可能な給水システムが設置され、

シャワー、サウナ、水道水を完備しており、

ラグジュアリーホテルに滞在するために必要なものはすべて揃っているそうです。

この新設キャビン“Biosphere”の気になるお値段は

一泊 12,000スウェーデン・クローナ(約16万円)からで、季節によって変動するとのこと。

 

 

 

 

普通のホテルでは飽き足らない、

特別な体験をしたいという方は是非とも泊まってみてはどうでしょうか?

 

 

 

Tree hotel
Edeforsväg 2 A
960 24 Harads
Sweden
Phone: +46 (0)928-103 00